「だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」 (マタイによる福音書28章19節~20節)
マタイによる福音書の28章にはイエスさまが弟子たちに語られた大切なご命令が記されています。このご命令は「大宣教命令」と呼ばれています。教会はこのイエスさまのご命令を弟子たちから引き継ぎ、今も大切にしています。
① すべての民をわたしの弟子にしなさい
イエスさまの願いは私たち一人一人が、イエスさまの弟子となることです。イエスさまの弟子になる、ということはイエスさまのお働きのお手伝いをすること、そしてイエスさまの生き方を見習って生きていくことを意味しています。
② 父と子と聖霊の名によって洗礼(バプテスマ)を授けなさい
私たちはイエスさまを信じたら、バプテスマを受けます。バプテスマは、これから私はイエスさまを信じて生きていきます、ということをみんなにお知らせする儀式です。イエスさまもヨルダン川でバプテスマを受けられ、私たちに対する模範を示されました。
③ 命じておいたことをすべて守るように教えなさい
イエスさまの命じられたことを世界中にお知らせすることが教会の使命です。そのためには、まず私たちがイエスさまの教えに従って生きることの喜びと楽しさを味わう必要があります。その喜びと楽しさを深く味わってこそ、私たちは誰かにその素晴らしさを誰かに分かち合うことができるのです。