2024年11月24日「個々のリバイバルを求めて」今村まさゑ協力牧師

1990年春、初めての礼拝が借家の民家にて5人で行われました。若きシャフナー先生と安徳典光ご夫妻と金子啓一ご夫妻(西南大の先生方)でした。

この日を迎えるためには2年程前から、多くの祈りと準備があったことが判ります。10周年記念誌のシャフナー先生の文章に多くの神の業について記されています。その一つは、田んぼ道が行き止まりばかりで、案内図をみて探しても、四箇田交番から、現在の教会の近くの民家にたどり着けなかったそうです。

しかし、その後、ユニバシアードで早良体育館が建つことで区画整理が進み、見事、与えられた教会予定地前に新しい大きな道路が通ったのです。

「人間にはできないことも、神にはできる。」(ルカ18:27)神のタイミングで初代牧師・松村祐二郎先生が与えられ、そして、1999年11月に新会堂が完成。前年には西部墓地に納骨堂も与えられました。

さて、今朝のみ言葉、マルコによる福音書16章14節以降をご覧ください。「その後、11人が食事をしているとき、イエスが現れ、その不信仰とかたくなな心をおとがめになった。復活されたイエスを見た人々の言うことを、信じなかったからである」とあります。主が求められるのは信じることです。にも拘らず、主は言われた。

『全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。』信じない、弱い弟子たちにも関わらず、それでも主は励まし救いの使者として派遣しておられるのです。

「信じてバプテスマを受ける者は救われるが、信じない者は滅びの宣告を受ける。」

「一方、弟子たちは出かけて行って、至るところで宣教した。」のです。

主の大宣教命令を今一度、私たちも新たに心に受け止めて「人にはできないことが、神にはできるのです。」(2017新改訳)を信じて、励もうではありませんか。

今朝の宣教題を「個々のリバイバルを求めて」といたしました。それは、各自が主の前にもう一度、跪いて、主の十字架とご復活の救いの喜びに立って、リバイバル(神さまとの生きた関係の回復)を求めて、再出発をしようではありませんか。早良教会が、献身者を生み出し、新しい群れを生み出す教会になることを願っています。