2023年10月15日「あなたの罪は赦されています」今村まさゑ協力牧師

「するとそのとき、その町で罪の女であったものが、」とは、今は罪の女ではないのに、人々は過去の行為で人を決めつけるのが常であります。

パリサイ派のシモンは、イエスが預言者かどうか試す目的で食事に招いたのでした。イエスが食事の席に着かれていると知った女性は、批判されることを覚悟のうえ感謝の思いで香油の入った石膏の壺を持ってイエスに近づき、泣きながら足を涙でぬらし髪の毛で拭い、足に接吻をして香油を塗ったのです。これを見てシモンは、「この人が預言者なら、自分に触れている女がだれで、どんな人か分かるはずだ、罪深い女なのに」と思ったと書かれています。イエスはシモンの心を見抜き語られました。「ある金貸しから、二人の人が金を借りていた。一人は500デナリオン、もう一人は50デナリオンである。二人には返す金が無かったので、金貸しは両方の借金を帳消しにしてやった。二人のうち、どちらが多くその金貸しを愛するだろうか。」シモンは、「帳消しにしてもらった額の多い方だと思います」と答えた。イエスは、「その通りだ」と言われた。当時の習慣として、足を洗う水、挨拶の接吻、頭にオリーブ油を塗る事は礼儀でありました。しかし、シモンはそれを行わず、女性はそれを行ったのです。どれほど以前だったか、女性はイエスの赦しによって生まれ変わっていたのです。「言っておく。この人が多くの罪を赦されたことは、わたしに示した愛の大きさで分かる。」そして、女性に「あなたの罪は赦されています」と言われたのです。同席していた人たちは、「罪まで赦すこの人は、いったい何者だろうと考え始めた」とあります。罪を赦すことができるのは神だけであるのに、イエスは神を冒涜している。彼を死刑にしろ! こうして十字架刑が実行されたのです。イエスは女性に、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい」と言われたのです。『あなたの罪は赦された』このお言を信じる事がキリスト信仰なのです。第一ヨハネの手紙1章8節~9節をご参照ください。