2023年3月12日「弟子を生み出す働き ~イエスさまの方法~」朱承圭協力宣教師

わたしたちのクリスチャンとしての使命は、イエスさまの弟子となることです。そして一度、わたしたちがイエスさまの弟子となったのなら、今度はわたしたち一人一人が、次の弟子を生み出していくことが、イエス様から、期待されています。

それでは、どのようにしてわたしたちは、イエス様の弟子を生み出していく働きに、効果的に、仕えていくことができるでしょうか。今日は、イエス様が、どのような方法で、弟子たちを育てられたのか、イエス様の方法に注目していきたいと思います。

【1.イエス様は父なる神様にたよられた】

まず第一に、イエス様は父なる神様に信頼しつつ、歩まれました。ご自分に、使命をあたえてくださった方を、信じ続けました。父なる神様への信頼感が、イエス様の信仰の土台でした。

わたしたちが他の人々をイエス様のもとに導くためには、まず、わたしたちが、父なる神様に、より頼む必要があります。自分の力ではなく、ただ神様の、御力によって、わたしたちは遣わされていきます。

【2.イエス様は祈られた】

二番目に、イエス様は祈られました。イエスさまは、弟子を選ぶときに、祈られました。祈りは神さまを信頼し、神様に頼ることの表現です。弟子を生み出す働きは、最初から最後まで、聖霊様の導きの中でおこなわれます。

弟子は祈りによって生み出され、成長していくのです。わたしたちが隣人を主に導くためには祈ることです。「神様、どうぞこのわたしを用いて、誰かを救いに導いてください」と祈りましょう。

【3.イエス様は招かれた】

三番目に、イエス様は弟子たちを、招かれました。「イエスは、『わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう』といわれた。二人はすぐに網を捨てて従った。」

イエス様はガリラヤの漁師であった、ペトロとアンデレを、招かれました。誰も招かれることなしに、イエス様のもとに来ることはできません。ペトロとアンデレが、招かれた目的は、「人間をとる漁師」となるためでした。

わたしたち一人一人がクリスチャンとなったことにも目的があります。「人間をとる漁師」となるためです。牧師や、宣教師だけではありません。すべてのクリスチャンが「人をとる漁師」として招かれているのです。あなたも、誰かを招くことができます。たった一人でもかまいません。まず祈って、神さまに頼り、次の弟子を生み出していくのです。ここにこそ、教会の未来があります。