18. 5月 2019 · 2019年5月12日「モーセの母・ヨケベデの信仰」今村まさゑ協力牧師 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 宣教メッセージ

「モーセの母・ヨケベデの信仰」 今村まさゑ協力牧師

出エジプト記2章1~10節

 

今朝は母の日礼拝です。全ての人に母を与えて下さった神に感謝を捧げましょう。「あなたの父が楽しみを得、あなたを産んだ母が喜び躍るようにせよ。」(箴言23:25)

さて、人類史上、最も偉大な人物と言われるモーセを養い育てた母・ヨケベテに学びたいと思います。今日の聖書箇所には、「レビ人の男と娘」と記されていますが、民数記26章59節に「アムラムの妻はヨケベト、息子アロンとモーセ、娘ミリアム」と記されています。BC1300年、先祖のヤコブは、息子ヨセフの功績によりエジプトのゴシェンの地に移住を許され、一族70人は400年を経て200万人に増えていました。過去の業績を知らない新しい王は、増え続けるヘブライ人を恐れ「生まれた男の子は一人に残らずナイル川に放り込め」と全国民に命じたのです。そのとき生まれたのがモーセでした。

三か月は隠し通したもののもはや限界。家族は何とか赤ん坊を助けたいと知恵をしぼり遂に箱舟のような籠に防水加工を施し、祈りを込めてナイル河畔の葦の茂みに置いたのです。籠の中に寝かされた赤ん坊が心配で姉のミリアムは遠くから見ていました。そこへ水浴びに来た王女は籠に気付き侍女たちに取り上げさせたのです。「開けてみると赤ん坊がおり、男の子で、泣いていた」とあります。泣くということで思い出すのは創世記21章9~21節のアブラハムの仕え女、ハガルとイシュマエルの荒野での場面でしょう。「神は、幼子と母親の泣き声を聞いて」助けられました。イエスさまも山上の説教で「あなたがた、今、泣いている人々は幸いである。笑うようになるからである。」と言われました。私たちも辛い時には思い切り泣きましょう。主が聴いていてくださいます。

王女はヘブライ人の子であることを承知で、不憫に思い何とか助けようと思ったのです。7~8節「その時、その子の姉が王女に申し出『この子に乳を飲ませる乳母を呼んで参りましょうか。』『そうしておくれ』と王女が頼んだので、娘は早速その子の母を連れて来た。」

何という神のストーリーでしょう。ヨケベテはわが子を王女の息子として安全と手当てを受けて愛しいわが子を養育することになったのです。一家は心をこめて祈りの日々を過したことでしょう。やがて王女の子としてエジプト人のあらゆる学問、教育を受け、遂には過酷な奴隷状態にあった同族200万人の出エジプトのリーダーとして、神がモーセを選び導かれるのです。三つ子の魂百までの通り両親から揺るがぬ信仰を与えられていたモーセは、その大偉業を果たすことができたのです。(ヨケベテとは「神に栄光あれ」の意味)

 


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