12. 10月 2018 · 2018年9月16日「この旅の目的」 加山 献 牧師 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 宣教メッセージ

「この旅の目的」 加山 献  牧師

創世記24章1~14節、50~58節

多くの日を重ねて歳をとったアブラハムは、心から信頼を寄せていたひとりの僕を呼び、ひとつの願いを託しました。故郷の町まで出かけて、息子イサクのために嫁を見つけてきてほしい、というのです。ヘブロンからナホルの町までは約740キロありました。その旅路は福岡市から静岡県静岡市までの距離に相当します。ラクダに乗って移動しても、片道8日間ほどの遠い道のりがありました。しかし、この僕はアブラハムと同様に高齢であったにもかかわらず、途中で旅をあきらめることはしませんでした。僕は忠実にその道を歩み、見事にアブラハムの親戚の娘であるリベカと出会い、旅の目的を達することができました。

私たちの人生も旅のようなものです。人は誰でも、神様から大切な願いを託され、荒れ野を進む旅人のような存在です。神様が私たちに命の日々を与え、それぞれの人生に使命を与えてくださったのは、きっと私たちを心から信頼してくださっているからです。

年老いた僕にとって、旅の目的は、イサクの花嫁を整えることでした。私たちの旅の目的は如何なるものでしょうか。創世記24章になぞらえるならば、私たちの人生の使命は「キリストの花嫁」と呼ばれる「教会を整えること」と申し上げたいと思います。

花嫁は結婚式に向かってすべてを整えていきます。ダイエットをします。エステにも行きます。髪の毛も丁度良い長さにして、美容室にも行きます。ドレスもいくつも試着して自分にピッタリ合うものを探します。そして花嫁は未だかつてなかったほど、美しく着飾って、整えられて、結婚式にのぞみます。「私はありのままで愛されているので大丈夫です」と言って、普段着で、ノーメイクで登場する花嫁はいません。「ありのままで愛されている」ことに間違いはありませんが、それでもその日のために自分自身を整え、磨いていくのです。

イエス様にお会いするその日のために教会もすべてを整えていきます。必要とされているのは外面的な美しさではなく、内面的な美しさです。今まで以上にお互いを愛し合い、仕え合い、助け合っていく群れとして成長し続けましょう。教会の中だけではなく、世に対する奉仕にも熱心でありたいです。教会の働きを整えるのは私たちひとりひとりです。リベカはいつでも花嫁として迎えられる心の準備ができていました。同じように私たち教会も、いつでも主の前に立つ準備が出来ているなら幸いです。主に会う備えに励みましょう。


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