07. 6月 2018 · 2018年5月27日 「かわらない約束」 加山 献 牧師 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 宣教メッセージ

『かわらない約束』 加山 献 牧師

創世記12章1~4節

アブラハムは紀元前2000年ごろに古代メソポタミアのウルという大都市で生まれたと言われています。創世記12章1節で神はアブラハムに語られます。「あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい。」ここで神さまはアブラハムの人生に向かうべき場所を与えられました。

ヘブライ人への手紙11章8節~9節には次のようにあります。「信仰によって、アブラハムは、自分が財産として受け継ぐことになる土地に出て行くように召し出されると、これに服従し、行き先も知らずに出発したのです。 信仰によって、アブラハムは他国に宿るようにして約束の地に住み、同じ約束されたものを共に受け継ぐ者であるイサク、ヤコブと一緒に幕屋に住みました。」さらに16節には次のようにあります。「ところが実際は、彼らは更にまさった故郷、すなわち天の故郷を熱望していたのです。だから、神は彼らの神と呼ばれることを恥となさいません。神は、彼らのために都を準備されていたからです。 」ヘブライ書によるとアブラハムが最終的に目指していた目的地、神さまが示された地は、天の故郷だというのです。

創世記12章2節、3節は次のように続きます。「わたしはあなたを大いなる国民にし、あなたを祝福し、あなたの名を高める、祝福の源となるように。あなたを祝福する人をわたしは祝福し、あなたを呪う者をわたしは呪う。地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る。」ここにアブラハムに対する神さまの約束があります。

アブラハムの子孫を大いなる国民とし、アブラハムの名を高める、という約束があります。しかし、最も重要な約束はこれです。「地上のすべての民族は、あなたによって祝福に入る。」この神さまの約束は、アブラハムの人生の使命と密接に結びついています。それは地上のすべての国を、すべての民を祝福する、という使命です。「祝福」と訳されているベラカーというヘブライ語は、根源的には「命を与える」という意味を持っています。アブラハムからイスラエルに、イスラエルからキリストが顕れ、キリストから教会に祝福の使命が受け継がれたのです。言い換えてみると、教会は命を与える使命を持っています。それはキリストの命を与えていく、ということです。今から約4000年前に神さまがアブラハムに約束された「地上の氏族はすべて、あなたによって祝福に入る」という、今もかわらない約束は、この教会の働きのうちに成就して続けています。                                     (5月27日)


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