12. 4月 2018 · 2018年4月1日「ガリラヤに行こう」 加山 献 牧師 はコメントを受け付けていません。 · Categories: 宣教メッセージ

「ガリラヤに行こう」 加山 献 牧師

マタイによる福音書28章1節〜10節

安息日が明けた朝、つまり日曜日の朝にマグダラのマリアともう一人のマリアが墓を見にいったとあります。彼女達は墓の中にイエスさまを探しましたが、イエスさまはそこにはおられませんでした。「墓」は、イエスさまを閉じ込めておくことはできなかったのです。「墓」は「死」の象徴です。イエスさまは人類最大の問題である「罪」と「死」に打ち勝ったことを表しています。そして「墓」は過ぎ去った「過去」の象徴でもあります。イエスさまを「墓」の中に探すということ、それはイエスさまを「過去」の中に探すことでもあります。

生きておられるからこそ、イエスさまは、今もわたしたちの人生に影響を与えることができます。この方が生きておられるから、今日もわたしたちに希望があります。この方が今日も生きておられるから、わたしたちの人生は悲しみで終わることはありません。この朝、わたしたちは死んで墓の中に眠っている方ではなく、今も確かに生きておられるイエスさまを礼拝しています。

復活されたイエスさまは弟子たちに新しい命令を与えられました。それは「ガリラヤに行きなさい」という命令でした。ガリラヤとは、弟子たちがイエスさまと出会った場所でした。弟子たちにとってガリラヤは、思い出がいっぱい詰まった始まりの場所だったのです。

しかしながら、イエスさまが十字架にかけられる時、弟子たちはみんな逃げ出してしまいました。イエス様に従うことに挫折してしまったのです。そしてイエスさまは墓に葬られました。全てが終わったかのように思えました。しかし、復活のイエスさまは言われました。「ガリラヤに行きなさい」。もう一度やってみよう、もう一度新しくはじめてみよう、ということです。

わたしたちも信仰に挫折する時があります。信仰の生活に倦怠感を覚える時がやってきます。そんな時は、イエスさまと出会った場所に帰る時です。イエスさまと出会った日を、この方に一生ついていこう、と決断した日を思い起こす時です。その場所でイエスさまは私たちの涙を拭ってくださり、私たちの疲れを癒してくださいます。今日、「墓」の中にイエスさまを探しておられますか?もしくは、過ぎ去った「過去」にイエスさまを探しておられるでしょうか?今日も生きておられるイエスさまは「ガリラヤに行こう、そこでわたしに会うことになる」と言われます。


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