2021年1月10日「信じたとおりになるように」加山献牧師

「信じたとおりになるように」加山献牧師

マタイによる福音書8章5節~13節

カファルナウムはローマ軍の駐屯地として栄えた街でした。その街で働く一人の指揮官が謙遜な心で、主イエスのもとにやって来ました。彼の願いは自分の僕(おそらく彼の部下だと考えられる)を病気から救ってほしい、ということでした。

彼は非常に部下思いの隊長であったことがわかります。彼は一人一人の兵卒を心から愛し、労っている上司だったのです。

3つの福音書の中で、この百人隊長の信仰は模範的なものとして描かれています。このような聖書箇所を読む時、果たして私はこのような立派な信仰を持つことができているだろうかと、どこか心もとなく感じることもあるでしょう。

しかし、“どれほど強く信じることができるのか”ということが重要なのではありません。たとえ、からし種のような小さな信仰であったとしても、“私たちは「誰を」信じているのか”ということが大切なのです。

百人隊長は、イエス・キリストの言葉に人を癒し、立ち上がらせる力があることを信じました。彼が出会ったイエス・キリストに私たちも出会いました。そして、彼が信じたイエス・キリストを、私たちもまた信じているのです。

「帰りなさい。あなたが信じたとおりになるように。」(13節)

私たちが何を信じるかで、私たちの人生が決まります。そして「誰を」信じるのかを、私たちは選ぶことができます。目の前の厳しい現実に私たちの心を明け渡すのか、それとも生ける神の言葉であるキリストに心を向けるのか、それは私たちの選択です。私たちが何を信じるのかで、私たちの人生が変わってくるのです。

 

 

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