2020年10月25日「協力宣教と成功的伝道」朱承圭協力宣教師

「協力宣教と成功的伝道」朱承圭協力宣教師

ルカによる福音書10章1節~5節

この聖書箇所にはイエス様が弟子たちと共に伝道する姿が出てきます。イエス様は12名の弟子たちだけでなく、70人(新共同訳では72人)の伝道者たちを選び、伝道訓練をおこないました。イエス様の伝道訓練には理由がありました。(1、3節)

イエス様が弟子たちを訓練する理由は、伝道には“霊的戦い”が伴うからです。イエス様は70名の伝道者たちを送るときどのようなお気持ちだったのでしょうか。「小羊をおおかみの中に送るようなものである」(3節)とあります。パレスチナの羊飼いたちは羊たちをおおかみから守るためにいつも不安な想いを抱いていました。イエス様の心は羊飼いの心そのものでした。イエス様はまだ訓練されていない弟子たちを気にかけておられました。

かつて、イエス様は40日間の断食祈祷の終わりに、サタンからの試みに遭われました。だからこそ、イエス様はサタンの悪賢さを誰よりもよくご存知でした。イエス様はご自分を試みたサタンが、同じように70人の弟子たちの信仰を揺さぶることをよくご存知でした。

このように伝道は“霊的戦い”です。弟子たちはイエス様が生きられたように、一生伝道者の人生を歩まなければなりませんでした。

伝道は霊的戦争であるからこそ、イエス様は弟子たちが霊的戦いに勝利する秘訣を教えてくださいました。その勝利の秘訣は“神様ただ一人”を頼ることです。

4節には次のようにあります。「“財布”を持って行くな。袋を持って行くな。靴を持って行くな。人たちとあいさつもするな。」ある意味、そのすべては弟子たちに必要なことでした。弟子たちにはお金が必要です。しかし、お金を頼るなとイエス様はおっしゃいました。日常の糧も必要です。しかし、食べることのために心配するなとおっしゃいました。パレスチナ地域を旅する人たちにはサンダルも必要です。しかし、イエス様はこれらのものも心配するなとおっしゃいます。イエス様は“挨拶するな”とさえ言われました。ユダヤ人たちは人に出会うとき“シャローム”と挨拶し、交わることが好きでした。しかし、イエス様は人にも頼るなとおっしゃったのです。どういうことでしょうか。イエス様はただ神様お一人だけに頼りなさいとおっしゃったのです。霊的戦いに勝利する秘訣はただひとつ、神様お一人だけを頼ることだけなのです。

2節です。「そのとき、彼らに言われた、『収穫は多いが、働き人が少ない。だから、収穫の主に願って、その収穫のために働き人を送り出すようにしてもらいなさい。』」 伝道とは霊的戦いです。霊的戦いは主が来られるその日まで継続されなければならないのです。継続的に伝道者の人生を生きるために最も必要なことは何でしょうか。

継続的に伝道者の人生を生きるためには“イエス様の心”が必要なのです。それは人を“憐れむ心”が必要である、ということです。イエス様の目は、多くの人が地獄に落ちる情景を見、イエス様の耳は“助けてくれ”と叫ぶ声が届きました。収穫を待つ滅びゆく魂を憐れみ、イエス様は耐えきれませんでした。

継続的な伝道者の人生を歩んでいくためには“イエス様の心”が必要です。人を憐れむ心が必要です。私たちは何よりもまず、イエス様の心をお与えくださいと祈るべきです。イエス様のように人を憐れむ心を求めるのです。憐れみの心こそが、一生伝道者として生きることを可能にします。伝道は霊的戦いだからこそ、お金によらず、人によらず、ただ神様お一人に頼るときに勝利が与えられます。霊的戦いは主が来られるその日まで続けられるべきです。アーメン!

 

 

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