2020年8月2日「悩まなくてもいいんだよ」加山献牧師

「悩まなくてもいいんだよ」加山献牧師

マタイによる福音書6章25節~31節

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、日を追うごとに感染者数が増えています。日毎のニュースに一喜一憂する私たちの心は、このウイルスに完全に振り回されていると言ってよいでしょう。

主イエスは「心配することはない」「思い悩むな」と言われました。このメッセージを聞いていたガリラヤの人々も、重い税金に苦しみ、大変貧しい生活を強いられ、ローマの圧政に耐えていました。明日、何を食べればいいのか。明日、何を着ればよいのか。明日の命のことさえも不確定な状況でした。

そのような貧しいガリラヤの人々に主イエスはいつも希望のメッセージを語られました。だから主の周りにはいつも希望に飢え渇いた人々が集まっていたのです。

【あなたは価値あるものだから】

第一に、「あなたは神の目に価値あるものだから、思い悩むな」と主イエスは言われました。私たちは「自分は尊い存在である」ということをどのように知ることができるでしょうか。私たちは多くの場合、「働き」によって、何が成し遂げられるのかということによって、自らの価値を測ってしまうことがあります。

しかし主は言われました。「空の鳥をよく見なさい。種も蒔かず、刈り入れもせず、倉に納めもしない。だが、あなたがたの天の父は鳥を養ってくださる。あなたがたは、鳥よりも価値あるものではないか。」(26節)

神の御手の中で、自由に大空を飛ぶ鳥たちのように、わたしたちも、神に愛され、守られていることを確信しつつ今日の日を歩みたいと思います。

【あなたは美しいものだから】

第二に、“全能の神が、あなたを美しく整えてくださっているが故に思い煩うな”と主は言われます。「なぜ、衣服のことで思い悩むのか。野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。働きもせず、紡ぎもしない。しかし、言っておく。栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。まして、あなたがたにはなおさらのことではないか。信仰の薄いものたちよ。」(28節~30節)

儚く散っていく草花でさえ、神は心に留めてくださり、美しく装ってくださいます。花が散るように過ぎていく短い私たちの人生であっても、神はいつも見守ってくださり、美しく装ってくださいます。私たちの命は、神の目に美しいのです。神が私たちの命をぞんざいに扱われることは決してありません。

「信仰の薄いものたちよ」、信仰を受け取りなさい、とイエスさまは優しいみ声をもって招いておられます。世の荒波の中で右往左往する私たちでさえも、「それでもだいじょうぶだ」と言えるような心の平安、それこそが信仰です。神は私たちに、信仰を与えたいと願っておられます。心からの安心、心からの平安を、今日受け取りましょう。

礼拝メッセージ音声↓

礼拝動画↓

 

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