2020年3月15日「イエスと二人の犯罪人」今村まさゑ協力牧師

「イエスと二人の犯罪人」今村まさゑ協力牧師

ルカによる福音書23章32~47節

受難節(レント)を如何お過ごしでしょうか。今朝は最も大切な箇所として御言を頂き、主の贖いの尊さを心に刻みたいと思います。「十字架上の七言」のうち三言が今朝の箇所に記されています。イエスさまが十字架につけられたのは9時であったとマルコは記していますが、実は前夜から一晩中、不当な裁判で引き回され殴打、鞭打ちで全身は血だらけ、立っていることさえ不可能な状態でした。イエスさまと共に左右に犯罪人も三本の十字架が立ちました。多くの人々がいました。民衆、議員たち、祭司長や律法学者たち、兵士たちが口々に罵しり続けました。弟子たちの多くは、状況が不利になるや主の弟子であることを恐れて、身を隠したのです。

「他人を救った。もしメシヤなら、神から選ばれた者なら、ユダヤ人の王なら、自分を救ってみろ」犯罪人も「自分自身と我々を救ってみろ」と嘲笑したのです。{その時、イエスは言われた。「父よ、彼らをおゆるし下さい。自分が何をしているのか知らないのです。」(34節)と。主イエスさまにとって十字架から飛び降りることなど容易なことでしたが、ご自分を救わぬことで、死ぬべき人類の罪の身代わりとなって救いの道をひらかれたのです。これが十字架の意味であり神の愛なのです。

第二コリント5章21節にこうあります。「罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちは、その方によって神の義を得ることができたのです。」何という恵みでしょうか。

「父よ、彼らを赦してください。」この執り成しの祈りを真近で聞いたもう一人の犯罪人は、肉体が張り裂けるような苦しみのなか、「お前は神をも恐れないのか。」と、神への畏敬の念にかられ愚かな罪人がいたことを思い出してほしいと願ったのです。するとイエスさまは、「アーメン、アーメン、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいる」(43節)と言われました。大罪人であっても罪を悔い改めるなら赦されるのです。キリストの十字架の身代わりの故に、無条件に赦され神の国に招き入れて下さるのです。

昼の12時頃、全地は暗くなり3時頃まで続き、太陽は光を失っていた。イエスは大声で叫ばれた。「父よ、わたしの霊を御手にゆだねます。」(46節)こう言って息を引き取られたのです。この出来事を一部始終、目撃した百人隊長は「本当に、この人は神の子だった。」と言って神を讃美したと記されています。

そして、三日目の朝、主イエスさまはご復活されたのです。今年は4月12日が復活祭(イースター)です。ハレルヤ!

 

 

 

 

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