2019年12月15日「田舎からの物語」K. J. シャフナー名誉牧師

「田舎からの物語」K. J. シャフナー名誉牧師

ルカによる福音書2章1節~7節

「ベツレヘム」という田舎町は聖書にいろいろな場面で登場します。私たちがすぐに思い付くのはイエスが生まれた町ということでしょう。イエスが生まれる頃の人たちは「ベツレヘム」を聞くと、何を思い浮かべたのでしょうか。

聖書に出てくるベツレヘムについてご一緒に考えていきたいのです。最初にベツレヘムという町の名が出てくる個所は創世記35章です。ヤコブはお兄さんのところに帰ってきて、彼と和解をし、そこで神様との約束が繰り返されました。当時エフラタと呼ばれるベツレヘムで愛する妻ラケルを難産で亡くします。

次の場面はルツ記にあります。飢饉のときにエリメレクとナオミというご夫妻と息子二人がベツレヘムからモアブに住み移します。息子たちがモアブ人の女性と結婚しますが、彼らは子どもに恵まれず、その後ナオミは夫と息子を亡くします。飢饉が終わったと聞いて、彼女はベツレヘムに帰ろうとします。嫁たちにはモアブに残ることをすすめますが、ルツという嫁は一緒に行くことを断言します。二人はベツレヘムに帰り、ルツは大麦の畑に出て落ち穂を拾いました。その畑は彼らの親戚で、家を絶やさぬ責任のある人、ボアズの畑でした。彼はルツを妻として迎え、子どもが生まれ、その子はダビデのお爺さんとなります。

ダビデはイスラエルの王として選ばれ、ベツレヘムの出身で、羊の番をしていたエッサイの末っ子です。サムエルという預言者は長男や他の兄弟を選ぼうとしていましたが、神様はダビデの心を見抜いて、彼を選びました。

最後に紹介したい個所はミカ書5章1節です。預言者ミカはこのベツレヘムという小さな町から救い主が生まれることを告げました。

一通りベツレヘムに出てくる聖書を見ましたが、そこ物語から何を学ぶかをリストアップしたいのです。神様は計画を持っておられます。それは全人類のためです。神様の計画にタイミングがあります。神様の思いは必ずしも私たちの思いと同じではありません。神様は私たちの苦しみ、悲しみを顧みてくださいます。神様は小さいもの、弱いものをよく選び、用いてくださいます。神様は私たちのために救いの道を作ってくださいました。神様は私たちと共におられます。クリスマスを希望、確信と喜びをもって迎えましょう。

 

 

 

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